童話の町、メルサンディ
やってきました表のメルサンディ
こっちは童話の町として有名なようです
健康的な色気があるよね。
本棚の物語はどこかで見てきたようなお話。
テラスに出るといかにもな美少女の登場。
なんというか……おねだり慣れしてますよね?
見ず知らずの他人に、ついでに、なんて、しかも第一目標を達成する前に二度手間になることを先回りしておねだりするなんて……
おそろしいこ!
意地悪婆さんがいた水車小屋にはカワイイ趣味のおじいじゃん。
味気なさというか、まぁ、そんなもんだよな、というリアルさが表大陸の味なのかもしれません。
あんな味付けの濃い人間ばっかりだと高血圧になっちゃうよ!
さて、新鮮な小麦粉を渡すとふんわり甘い香りのパンが焼けました。
え、届けに行かないの?
わたし?持ってくの?それくらい自分でやれよ……
と思いつつ、カワイイ女の子のお願いは断れないまにえらさんでした
(オッサンのお願いも断れたためしはねーけど)
色々あって渡すのが真夜中になってしまったが、何故か今から紙芝居をやると言い始め村中の子供たちが集まってきた。なんなの……?
待ち草臥れたと言う子供達。そりゃそうだ。何時だと思ってるんだ?
今日はやらないのかと思っちゃった。(もう今日、ではない模様)
紙芝居、一瞬で終わって声出して笑ってしまった。村人丸一日待ってたぞ
へぇ、童話作家の孫さんなんだ。
悲しい結末の、第四話……
気になるねぇ
おお、本棚の童話の名前!
おお、なんかドーンと感動したね!
しかし、裏には実在するザンクのアニキ、悲しい結末、物語にはわたしの名前……
なにかを予感せざるを得ないね。