「魔女集会で会いましょう」に行って来ました!
いわゆるインスタレーション、アストルティア語では、ストーリーハウジングというらしいのですが、日誌での紹介があまりに素敵で、見に行ってきました。
物語を追体験しながら屋内をめぐる、アトラクションのような空間です。
そのスジの方なら自分で歩くタイプのピノキオのアレとか、スノーホワイトのアレとか言うとイメージ伝わりやすいかな?
物語はコンシェルジュや、ドラキーの写真たてにフレーバーテキストが書いてあって、そこから自分のファンタジーを展開させることができます。
街は、戦火に焼かれた。
人間の、営みのなんと愚かなことか。
魔術を恐れる癖に、それよりもえげつないことをいとも簡単にやってのける。
雨のように降りかかる火の粉を傘でさけながら、怒号と慟哭の鳴り止まない街を歩く。
あのアクセサリー屋、繊細な細工が好きだったのに。あの店のドーナッツ、もう食べられないのね。
永きを生きる渇きを唯一潤す。そんな魔法を生み出す場所を人の呪いが、いとも簡単に押し潰してゆく。
悲鳴、懇願、嘲笑、怨嗟、断末魔……
「せんないものね……」
時代がかった言い回しに、自分で苦笑してしまう。
ああ、もうたくさん。私の美しい森に帰りましょう
みたいな感じでしゃぶりつくすも良し。
何の家具の組み合わせか観察して参考にするのも良し。
ただし、おさわりはやめときましょーね。マナーです。
とにかく細部まで作りこまれているので、想像の翼を広げられるんですねぇ
戦火の中、森で拾った子供は美しい青年に成長し、言葉はなくても、お互い惹かれ合ってしまう。
閉ざされた森に二人を妨げるものなど、無かったはずなのに…
それが#魔女集会で会いましょう
のお約束、というか不文律というか。
魔女集会に自分の青年を連れて行って、みたいな意味ですね、意味としては。
「舞踏会の手帳」って映画、好きなんですよ。
魔女の青年に惹かれていくのに、素直になれない、そんな心情表現に加えて、二人が安心して暮らせる秘密の巣感が素晴らしく表現されています。
美しく、幻想的な景色に耽ってください。
わたしも随分HSHSしましたとも。
さて、物語には後ひと場面とエピローグが残っています。
悲しく、美しい結末はどうかあなたの目で、確かめてほしい。
マッシュルーム1912-4です。
(家主のララ~さん、勝手に宣伝してすみません)
ご本人の日誌も是非。
(このコインに裏表はないわ。本当に大切な事は、貴方の意思で、決めなさい。)
なんつて
魔女と青年というモチーフは良いですね。
レンダーシアの私は何人かの魔女の知り合いがいますが現実の魔女と青年はもうちょっと生々しくかつ破滅的です。
若い女にそそのかされて森を出て行った青年は、若い女にズタズタに切り裂かれて死ぬ。魔女は遺体を魔法で縫い合わせて、永遠の時を暮らしていたり
若く働き盛りの時期を魔女と過ごし、魔女を失った後人里に馴染めず森にこもった青年が千年読み継がれる「愛の思い出」という狂気の魔導書を書き上げたり
とにかく、魔女の愛を一度でも知ってしまったら、普通の女なんて愛せない。そうやって破滅する若者が結構いるんですよ。素晴らしいですね。
そういう暗い面も含めて私はこの魔女と青年というモチーフは愛していますけれど。
ハッピーエンドも好きですよ?
私もいずれ魔法使いのクエストをします。
その時こんな素敵な魔女になれたら良いなって思いました。
例えば熱血漢のキラーパンサーが、魔女を守る狩人(オーガの青年)になったりとかね。こりゃもうわかんねえな!
ちなみにうちのパンサー、ゲロベップって名前なんですけどね(白目)
やれんのか!ゲロベップ!!