花の都メギストリス 前編
さて、もう通い詰めているのではじめまして、というわけにもいかんが。
グレンに並ぶ旅人が集まる街メギストリス。
王宮には全然行ってなかったので改めてご挨拶というところだ。
そして城前ですれ違ったフォステイル。彼は数百年前の王と言われているが……
うおお、王は風前の灯であった!
うーん、頑なではあると思うが、これは妃を普通の女性として愛したいという意志から来てるような気もするから咎められないなー
儀式って武闘家の修行してた時に聞いた気がするけど、確か凄惨なものだって。
でも人の決意に口出しはできないね。魔物退治しよ。オーガの魂論はちょっと面白かったけど、こういう時の血の伝搬ってのは何より重かったりするんだよね。ドルワームの時もそうだったけど、何が未来に一番良いかなんて誰もわからないよね。
塔に着くと側近の爺さんの手下が襲いかかってきた。まともなNO.2はいないんかこの世界にィ!!
討伐隊はわたしを残して全滅じゃ。南無。
まぁ、信じてもらえるわけないわな。これ捕らえられるんじゃないか?わたしにはグレンの時に前科が……卑怯者呼ばわりされて追い出されてしまった。
てゆーか王子5年も引きこもってるってどういう事?
したら結構良い年なんじゃ……
まいいか。それじゃー悪臣によって大失敗する儀式でも見物に行きますか。
と、フォステイル殿に呼び止められちった。
イケメンのお願い事はとりあえず一回断る事にしてんだ。
知らない事にされてるがノートの事はオルフェアで聞いたんだが…
まいっか。ノート探すぞ。
後半へ続く…